施術後の効果を長持ちさせるには?


本日は「施術後はよくなってもまた悪化する方の共通点とは?」というテーマでお話したいと思います。

よく施術後に「こういう動きをするとまだ痛いかな」とムリムリ痛みを探したり、痛かった所を指でグリグリ押す方がいらっしゃいます。
「こういう動きをすると痛い!」というのは、実は“脳の防御反応”で痛みを出していることが多いのです。

当院の施術で、何をされたのかよくわかないけど、一瞬で痛みがなくなったり、動かなかった部分が一瞬で動くようになることがよくあるので不思議がる患者さんが多いです。
私がやっているのはあの手この手で“脳の防御反応”をリセットするように働きかけているのです。

ところが、普段の生活で一生懸命痛みを探す動きをしてしまったり、グリグリ押してしまうと、また痛い時の状態を脳に思い出させ、防御反応を強めてしまうことになります。
施術後に楽になっても次に来院された時に「また痛くなった!」と訴える方は、一生懸命“脳の防御反応”をまた強化してしまう行為を無意識にされていることが多いです。
そして、自分で悪化させる行為をしているのに「また痛くなった!」と私(梅原)が悪いような顔をするのです(笑)。

特別な病気でない限り、転んで擦り傷ができても、適切な処置をすればカサブタが出来、しばらくすると治りますよね。
身体は正常な状態に戻りたがっているのです。
死ぬまで正常に戻ろうという自然治癒力、生命力が身体には備わっているのです。
なのに、まだ治らないな~と傷口を指でグリグリしたりすると治りが遅くなりますよね?
しつこくグリグリしているとバイ菌が入ってかえって悪化してしまいますよね?
施術後に「こういう動きをするとまだ痛いかな」とムリムリ痛みを探す動作をしたり、痛かった所を指でグリグリ押するというのは、まさに傷口をグリグリやっているのと同じ行為なのです。
その結果、本来の自然治癒力を妨げ、悪化させるのです。

治療に焦りは禁物です。
施術で自然治癒力が高まるよう働きかけていますので、変にいじって治癒を遅らせたり、悪化させないでくださいね!

院長ジローより


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