産後の肩こりの原因は?肩こり対策は?
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産後の肩こりの原因は?対策は?

産後、今までにない酷い痛みを伴う肩こりを感じる事はありませんか?
産前は肩こりを感じなかった方でも、産後、我慢できないくらいの痛みを伴う肩こりを感じる方が多いです。
産後の腰痛は前回の記事でお伝えしましたが、産後の肩こりの原因は腰痛の原因と同じものもあれば違うものもあります。
今回は、「産後の辛い肩こりの原因と対策」についてご紹介いたします。
産後の肩こりの原因
【産後の肩こりの原因①】
授乳

新生児の赤ちゃんは毎日7~8回授乳が必要です。
2時間~3時間おきの授乳のため、育児に慣れないお母さん達は朝も夜も赤ちゃんと向き合う事になります。
お母さんだけでなく、赤ちゃんも当然、授乳に慣れていません。
母乳の飲みが浅い赤ちゃんや飲みたくてもうまく飲めない赤ちゃんもいます。
そんな赤ちゃんに必死で母乳を飲ませようとすると、お母さんは前かがみになり過ぎたり、右や左に傾いた状態で授乳したりする傾向にあります。
無理な姿勢を1日に何時間もしているわけですから、当然肩こりの原因となります。
【産後の肩こりの原因②】
抱っこ
赤ちゃんの抱っこも産後すぐから始まります。
核家族化が進み、たくさんの親戚同士で集まる機会が少ない昨今、「自分の子どもを抱っこするのが初めて」という方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの抱っこは初めてだと緊張などで肩や腕に変に力が入ってしまいます。
また、新生児は縦抱っこができないため、横抱っこをする必要がありますが、3kg前後の新生児を腕だけの力で支えるのはかなり腕や肩の筋肉に疲労が溜まります。
これが腱鞘炎はもちろん、肩こりの原因にもなります。
【産後の肩こりの原因③】
慣れない育児による疲れ
1日に何度も授乳をし、おむつ替えを何度もし、泣く我が子を抱っこであやしたり、寝かしつけたりする毎日。
赤ちゃんが産まれる前の生活とは全く違った生活が始まります。
出産のダメージがまだ身体に残っている中で産まれて間もない赤ちゃんのお世話をするのは体力と気力がいります。
実家がそばにあったり、旦那さんの帰りが早く、家事や育児を手伝ってくれる人がたくさんいればいいのですが、必ずしもそういった状況の人ばかりではありません。
慣れない育児疲れを溜め込む事により産後の肩こりや腰痛が発症するケースも多いです。
【産後の肩こりの原因④】
睡眠不足
朝も夜も関係なく赤ちゃんのお世話をするため、当然睡眠不足になります。
睡眠不足は万病の元。
肩こりだけでなく、自律神経の乱れや腰痛など、さまざまな症状が現れます。
【産後の肩こりの原因⑤】
骨盤の歪み
出産により、骨盤の開きが原因で骨盤に歪みが生じる事があります。
骨盤が歪む事により、腰痛だけでなく、首や肩・背中などにも痛みが出る事があります。
骨盤の歪みを放置しておく事で慢性的な肩こりや腰痛へ変わっていくケースもあるため早期の対処が肝心です。
【産後の肩こりの原因⑥】
視力矯正があっていない
眼鏡やコンタクト等による視力の矯正が合っていない場合、眼の神経や筋肉が疲労します。
すると、目の周りにある筋肉や首筋の筋肉までもが緊張した状態となり肩こりが生じます。
これは筋肉が緊張して硬くなった状態になり血行が悪くなるからです。
産後の肩こりが悪化するとどうなるの?
産後、肩こりを放置して悪化すると以下のような症状が現れる場合があります。
・頭痛
・めまい
・吐き気
・手のしびれ
・手に力が入らない
・手が上がらない
このように肩こりを放置すると大変な事になりかねません。
産後の肩こりが酷くなる前に対策をしましょう。
産後の肩こりの改善方法(対策)
【産後の肩こりの改善方法(対策)①】
授乳クッションの高さ調節
授乳クッションの高さを調整する事で、授乳時に前かがみになり過ぎるのを防ぐ事ができます。
高さを調整すると赤ちゃんもお乳を飲みやすくなります。
お母さん達からも「良く飲んでくれるようになった」「たくさん飲めるためかぐずらなくなった」などの声を聞く事があります。
【産後の肩こりの改善方法(対策)②】
おんぶにする
おんぶする事で余計な肩の力が入らなくなり、肩こり改善が見込めます。
また、身体全体で赤ちゃんの体重を受け止める事ができるので、肩にかかる負担が軽減されます。
【おんぶする時の注意点】
おんぶをするのは赤ちゃんの首がすわってからにしましょう。
【産後の肩こりの改善方法(対策)③】
視力矯正の見直しをする
正しい視力矯正をする事で、肩こり・首こりが改善するケースがあります。
自分の眼鏡やコンタクトが今の視力に合っているのか一度見直しするといいでしょう。
【産後の肩こりの改善方法(対策)④】
たまにはゆっくりした時間を作る
育児も家事も全て頑張ろうとするといつか爆発してしまいます。
たまには旦那さんや両親に赤ちゃんを預けてゆっくりリラックスした時間を作るようにしましょう。
【産後の肩こりの改善方法(対策)⑤】
整体院、整骨院などの専門機関に診てもらう
産後の肩こりを放っておくと大変な事になります。
肩こりが酷い・腕が痛いという理由でかわいい我が子を抱っこできないなんて悲しいですよね。
身体の歪みを矯正する事で肩の痛みがとれ、楽になります。
「どうしても痛みがとれない」、「子どもを預けて整骨院に行けない」という方でもご安心ください。
当院には赤ちゃんのためのベビー・チェア、そして数人のお子様が遊べる広さのキッズ・スペースがあります。
ですので、赤ちゃん、お子様連れでも大丈夫です。
託児が必要な方は受付がお子様の相手をします。
事前にお子様連れであることをお伝えのうえ、ご予約ください。
当院は予約制ですので、お子様が騒がしくても他の患者さんに迷惑をかけることはありません。
無理をせず、プロに任せるのも一つの手ですよ!
⇒「産後の整体」「産後の骨盤矯正」専門ページ

カテゴリ:産後の肩こり
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