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公開日:2015年4月29日
最終更新日:2017年1月5日

腰痛の原因の一つとして、「脊柱管狭窄症せきちゅうかんきょうさくしょう)」があります。

痛みを取るために手術をする場合もあるが、理学療法によるリハビリと効果は変らないという研究報告があります。

脊柱管狭窄症の手術をしても再発するケースが多いので、あえて手術する必要はない、というのが私の考えですが、この報告書を読み納得するものがありました。

2年間の追跡調査

米ピッツバーグ大学のアンソニー・デリット氏らの研究グループが、内科分野の国際誌であるアナルズ・オブ・インターナル・メディシン誌において2年間の追跡調査を2015年4月7日に報告しています。

脊柱管狭窄症の人の背骨では、縦に通る脊柱管内の空間が狭くなり、通る神経が圧迫されて痛みを起こしています。脊柱管狭窄症イラスト

脊柱管狭窄症の痛みを取るための方法として、外科的減圧術という圧迫を除く手術がされてきました。

研究グループは、脊柱管狭窄症の2つの治療である手術と理学療法によるリハビリとの間で効果を比べました。

対象としたのは、脊柱管狭窄症を患う人のうち手術に同意した50歳以上の169人。

2000年11月から2007年9月にかけて対象者をランダムに手術を受ける87人と理学療法を受ける82人に分けました。

24カ月の追跡調査をして、手術グループは74人、理学療法グループは73人について治療効果を最後まで確認できました。

追跡調査を終了した2年時点で症状を「SF36」という専門の質問票で点数付けしました。

手術をしても差は生まれず

平均的な改善率は手術グループと理学療法グループとの間で統計学的に意味のある差はなかったそうです。

手術をしたからといって症状が軽くなるという結果にはつながっていなかったそうです。

手術を検討している人は、少し慎重に見てもいい結果報告だと思います。

当院は「脊柱管狭窄症」による腰痛、足のシビレの治療を得意としています。

◆「脊柱管狭窄症」による腰痛、足のしびれ、痛み、歩行困難などでお困りでしたら紅葉丘整骨院(府中市)にご相談ください。

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文献情報
Delitto A et al. Surgery versus nonsurgical treatment of lumbar spinal stenosis: a randomized trial. Ann Intern Med. 2015;162:465-73.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25844995

 

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梅原二郎妙順
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